外国人を含む旅客への
事故・災害時対応
外国人を含む旅客への
事故・災害時対応
世界遺産である宮島へは、多くの外国人観光客が訪れますが、 日本語に不慣れな外国人のお客様が万一、旅行中に事故・災害に巻き込まれた場合、 身の安全を確保いただくために、事業者はどのような案内を行うのかが、極めて重要な課題となります。
そのため、中国運輸局及び第六管区海上保安本部、㈲宮島遊覧観光、廿日市市消防本部のご協力の下、宮島フェリー航路において、外国人観光客を含む事故対応訓練を以下のとおり実施しました。
- 実施日時
- 令和元年9月30日(月)13:30~15:20
- 実施場所
- 実施機関
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- 中国運輸局
- 第六管区海上保安本部
- 有限会社宮島遊覧観光
- 廿日市市消防本部
- 訓練概要
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宮島への航行中フェリーで車両火災が発生し、航行不能に陥った想定で、フェリー乗員による消火活動及び外国人を含む乗客に対しての避難誘導・救助活動等を行う。
火災発生(想定)後、以下の順に訓練を実施。
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01
- 情報伝達訓練
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- フェリー乗員から会社への事故情報の速報
- 旅客船事業者から救助機関等、関係機関へ情報伝達
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02
- 船員による初動対応訓練
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- フェリー乗員による初期消火、旅客の避難誘導
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03
- 救助機関による火災消火訓練
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- 消防艇「もみじ」、巡視艇「あきかぜ」による放水・消火活動
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04
- 救助機関による負傷者搬送訓練
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- 巡視艇「あきかぜ」による負傷者の搬送
- フェリー乗員等による旅客の誘導、汽船「もみじ」への移乗及び桟橋までの搬送
- 陸上搬送先での規制線設定、搬送された旅客の人定
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